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各種試験の紹介

抵抗・自航試験

船舶が所期の性能を発揮するために必要となる船型を開発し、エンジン、プロペラを決定するために必要な試験で、動力を持たない模型船を長大な水槽で曳航し様々な速度や載貨状態での抵抗を精密に計測するものを抵抗試験、模型船に模型のプロペラを取り付けて自力で航行させて必要な推進力を計測するものを自航試験といいます。

プロペラ単独性能試験

推進効率などプロペラそのものの性能を計測するため、専用の試験機に精巧なプロペラの模型を取り付け、水中で回転させて試験を行います。


伴流計測試験


ステレオPIV装置

高性能なプロペラ設計に必要となる模型船のプロペラ位置に相当する場所の水の流れの分布を得るため、五孔ビトー管を用いて計測します。また、船体やプロペラのごく近くの流れなどについても、ステレオPIV(粒子画像流速計測法)を導入し、詳細な流場の計測が可能です。


キャビテーション試験


CRP(二重反転プロペラのキャビテーション)

船体振動やプロペラ損傷の原因となるキャビテーション現象をシミュレートし、変動圧力計測、キャビテーション観察等を通じてプロペラ性能の改善を行うための試験です。また最新の高速度ビデオカメラを導入し、キャビテーション現象の解明にも取り組んでいます。


流線観察

船体周りの流れの状態を様々な方法で可視化し、船型改良の方向性の確認、付加物の検討等を行います。


波浪中試験

船が波のある実際の海で航海したときの動きや、速力の低下量などを推定するため、様々な波長、波高、波向きの中で模型船を曳航・自航させ、その時の船体運動、模型船にかかる力等を精密に計測します。


PMM試験

ジグザグに操舵したり連続して旋回させたときの船の操縦性能を推定するため、航走中の模型船を強制的に運動させて得られる力を精密に計測し、シミュレーション計算を行います。


風圧抵抗計測試験

船の上部構造物に加わる風圧抵抗を求める試験です。また、煙を流すことにより上部構造物周りの流れの様子を観察し、改善に役立てることもできます。