一般財団法人日本造船技術センター(SRC)は、昭和42年(1967年)5月12日に運輸大臣による設立許可を受けて財団法人日本造船技術センターとして発足いたしました。以来、半世紀以上水槽試験を中核とした事業を行って参りました。 当センターでは、船舶の船型、推進器に関する各種水槽試験、船舶の設計・建造監理業務、調査研究の設立当初から行っていた事業に加えて、平成16年からは、海外への技術協力事業に取り組んで参りました。更に、平成29年度からは、本センターが長年にわたって蓄積してきた技術・知見・人材等を活用して、船舶技術に関する総合的なコンサルティング事業に取り組んでおります。 世界の造船分野で、我が国造船業は、中国や韓国との熾烈な受注競争を行っており厳しい状況におかれています。その一方で、昨今は、環境意識の高まりや安全性の更なる追求といった社会的ニーズに対応した世界的な技術的課題の解決が求められています。これは、我が国造船業の強みである高い技術力を発揮し差別化を図ることにより、国際競争力の強化を図る好機でもあります。 このため、当センターといたしましても、その持てる力を最大限発揮し、造船業、海運業、舶用工業等の海事クラスターの一員として、その発展に貢献することを通じて、更には地域社会・経済と国際社会の発展、地球環境の保全等に貢献して参りたいと考えております。 今後とも、海事産業の発展に貢献するという私どもの使命を忘れることなく、役職員一同、精進・努力して参る所存でありますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 会長 上 園 政 裕
一般財団法人日本造船技術センター(SRC)は、昭和42年(1967年)5月12日に運輸大臣による設立許可を受けて財団法人日本造船技術センターとして発足いたしました。以来、半世紀以上水槽試験を中核とした事業を行って参りました。
当センターでは、船舶の船型、推進器に関する各種水槽試験、船舶の設計・建造監理業務、調査研究の設立当初から行っていた事業に加えて、平成16年からは、海外への技術協力事業に取り組んで参りました。更に、平成29年度からは、本センターが長年にわたって蓄積してきた技術・知見・人材等を活用して、船舶技術に関する総合的なコンサルティング事業に取り組んでおります。
世界の造船分野で、我が国造船業は、中国や韓国との熾烈な受注競争を行っており厳しい状況におかれています。その一方で、昨今は、環境意識の高まりや安全性の更なる追求といった社会的ニーズに対応した世界的な技術的課題の解決が求められています。これは、我が国造船業の強みである高い技術力を発揮し差別化を図ることにより、国際競争力の強化を図る好機でもあります。
このため、当センターといたしましても、その持てる力を最大限発揮し、造船業、海運業、舶用工業等の海事クラスターの一員として、その発展に貢献することを通じて、更には地域社会・経済と国際社会の発展、地球環境の保全等に貢献して参りたいと考えております。
今後とも、海事産業の発展に貢献するという私どもの使命を忘れることなく、役職員一同、精進・努力して参る所存でありますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
会長 上 園 政 裕