● 2024.12.12 お知らせ

令和6年度 SRC技術セミナーを開催 ~外航・内航のカーボンニュートラル実現と海事産業の自動化・デジタル化の技術動向~

令和6年11月21日(木)、広島市のホテル広島ガーデンパレスにて「令和6年度SRC技術セミナー」を開催いたしました。本セミナーには、全国各地の造船会社、舶用機器メーカー、海運会社などから、過去最高となる160名を超える皆様にご参加いただきました。
今回のセミナーでは、外部講師の皆様に以下の内容でご講演いただき、当センターからは、SRCにおける最新の船舶技術支援に関する動向についてご紹介させていただきました。(敬称略)

1.最近の海事政策の動向
 ~2030年船舶産業の変革実現とその先に向かって~
  国土交通省 大臣官房 技術審議官(海事局担当)………………… 今井 新
2.環境負荷低減に向けた取り組み
 ~2050年ネットゼロへの挑戦~
  川崎汽船株式会社 GHG削減戦略グループ長 ……………………… 山﨑 伸也
3.水素燃料電池船の開発について
 ~大阪・関西万博での運航を目指す~
  岩谷産業株式会社 中央研究所/岩谷水素技術研究所
  (研究企画担当)部長…………………………………………………… 牧平 尚久
  株式会社名村造船所 船舶海洋事業部 設計本部
  技術開発センター長  ………………………………………………… 山元 康博
4.ビジネスモデル変革のチャンスとしての造船DX
 ~あなたのDXに理念を吹き込もう~
  浅川造船株式会社 執行役員 経営戦略室長 ………………………  谷川 文章
5.内航海運業界のミライへの問い掛け
 ~内航船の課題をボーダレス組織で挑戦~
  一般社団法人内航ミライ研究会 専務理事  ………………………  渡邉 慶太
 ~内航船の再構築に挑戦~
  株式会社SIM-SHIP 専務取締役 …………………………………… 曽我部 公太

今回で第10回目を迎えた本セミナーも、昨年度に引き続き、多くの皆様にご参加いただきました。参加者の皆様には、講演を熱心にお聞きいただき、質疑応答にも積極的にご参加いただきました。
また、セミナー終了後に行われた懇親会にも多くの皆様にご参加いただき、活発な意見交換や新たなネットワークの形成が見られ、大変有意義な時間となりました。ご参加いただいた皆様の親睦も深まり、今後の協力体制に向けた良好な関係が築かれたと感じています。SRCでは今後も、業界の発展に資する技術情報の発信を継続して行うこととしております。

(セミナー会場の様子)

 

(企画室)